【レビュー】新MacBook Pro(2018)は買いか!徹底検証

公開日:2018年08月15日 更新日:2018年10月16日 Mac向け情報

Macbook Pro2018

新型のMacBook Proが、2018年7月12日に急遽Appleより発表がありました。

今回は、新MacBook Proのスペックや最新情報をみながら、

2018年モデルの新MacBook Proは買いなのか?検証して(システム開発、ホームページ制作の観点も考慮)いきたいと思います。

 

MacBook Pro 2018を約1ヶ月使用して感じた感想やレビューを記事にしました。

実際に使ってみないと分からない使用感や気づいた点を書いてますので、ぜひご参考ください。

2018年の新型Macbook Proの気になるスペックは??

2018年の新型MacBook Proの特徴として

  • 最大6コアのプロセッサ
  • 最大32GBのメモリ
  • True Toneディスプレイ(周辺光に合わせてディスプレイの色や明るさを自動調整)
  • Apple T2チップ(さまざまなコントローラーを統合し、よりセキュアに)

があります。

 

WWDCでは発表もなく今年は新型MacBook Proの発売はないかと思っておりましたが、いきなりきましたね!
しかしながら、今回はTouch Bar搭載モデルのみのアップデートになります。

 

それでは、気になる詳細なスペックをみていきましょう。

 

 

CPU

cpu

 

最新の第8世代インテルCoreプロセッサ(コーヒー・レイク[Coffee Lake])を搭載。

  • 13インチモデルは処理速度は最大2倍向上
  • 15インチモデルは処理速度は70%向上

 

  • 13インチはモデルは、4コアのインテルCorei5が標準搭載
  • 15インチはモデルは、6コアのCore i9まで搭載
    ※ Core i9:インテルが提供するハイエンド向けCPU「Core X」シリーズの最上位クラス

CPUが最新の第8世代に刷新されたことにより、処理速度や動画のエンコード速度等が大幅にアップしています。

 

(参考)2018年7月24日に、新MacBook Pro(2018)にて、高い熱負荷がかかった状態でクロックスピードが低下する可能性がある問題を修正するための追加アップデートがありました

 

メモリ

memory

大きな変更として、最大32GBのメモリを搭載可能になりました。32GBメモリモデルは、16GBメモリモデルよりも2.8倍の高速処理が可能とのことです。

従来どおり、購入後に後付はできないようです。

 

ストレージ

HDD

ストレージは、最大4TBまで搭載可能となっております。

  • 13インチ:最大2TBのSSDストレージ
  • 15インチ:最大4TBのSSDストレージ

従来どおり、購入後に後付はできないようです。

ちなみに、4TBのSSDストレージですと、価格が¥352,000(税別)となり、とんでも価格となっています。

 

キーボード

バタフライキーボード

 

第3世代バタフライキーボードを搭載。
電源ボタンを押さなくても蓋を開けたり、電源につなぐだけで自動的に電源がオンになる仕様は踏襲。

訴訟にまで発展したバタフライキーボードですが、今まで問題として指摘されていたキータイプ音ですが、静粛にタイピングできるように改良されたとのことです。

 

 

色々と物議を醸したバタフライキーボードですが、

MacBookやMacBook Proの薄さを支えているのが、このバタフライ構造のキーボードです。

その点を考えるとバタフライキーボードの恩恵は非常に大きいですね!!

 

バッテリーと電源

USBTypeC

 

バッテリに関しては、
13インチ:54.5Wh / 58.0Wh
15インチ:83.6Wh

のリチウムポリマーバッテリーを内蔵。

電源は、
13インチ:61W
15インチ:87W
のUSB-C電源アダプタとなっています。

 

【ビータイズ流】新型MacBook Proは、買いなのか??

弊社ビータイズは、ホームページ制作やシステム開発を生業としてますので、購入するにあたり以下の項目を基準としています。

 

  • 価格(コストパフォーマンスも含む)
  • 処理速度(快適に作業ができるか)
  • 重量・バッテリーの駆動時間(持ち運びに問題ないか)

 

上記の3つの観点を中心に

新型MacBook Proは、買いなのか??

考察していきたいと思います。

 

MacBook Pro 2018の処理速度(スピード)は?

それでは、まず新型Macの処理速度(スピード)について見ていきましょう。

CPUがアップデートされ大幅に処理速度が上がったことはお伝えしてきました。

 

実際のところ、ベンチマークをみてみないとわからないといった方のために、以下の記事では、新型MacBook Pro(Touch Barモデル)の人気ベンチマークソフトGeekbench 4によるCPUパフォーマンスの測定結果を紹介しています

 

記事内では、新型の2018年モデル13インチMacBook Proが15インチの2017年モデルと、シングルコアおよびマルチコア、両方で競合しているという驚きの結果もあり、システム開発やホームページ制作、画像処理にも問題なく使用できることでしょう。

 

MacBook Pro 2018の価格について

MacBook Pro 2018の価格は以下のようになっています。

 

  13インチ
(Touch Barなし)
13インチ
(Touch Barあり)
  15インチ  
デフォルトの構成 142,800円 198,800円 258,800円
全部盛り 285,800円 407,800円  731,800円

 

新型MacBook Proは、13インチモデルは198,800円(税別)から、15インチモデルは258,800円(256GB)から購入できます。

 

今回はTouch Bar搭載モデルのみのアップデートのみなので、142,800円から購入できるTouch Barなしのモデルと比べるとやや高い印象です。

 

しかしながら、価格据え置きで上記で紹介してきた性能向上の部分をみると、MacBook Proの名の通りプロ向けと考えると妥当な価格なのかもしれません。

 

持ち運びやバッテリーの駆動に問題はないか?

気になる重量は前モデルと変わらず、
サイズも一緒になります。

 

バッテリーは
前モデルから49.2W → 58.0Wh
と容量アップしております。

前モデルとバッテリーの駆動時間は同じ(最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧)

となっておりますが、実際に検証してみないとわからない部分ではあります。

 

でもやっぱり駆動時間が気になる方のために、

対策としてCPUのパフォーマンスを落とさずに、バッテリー駆動時間を伸ばす方法が以下の記事に記載されてましたので、ご紹介致します。

 

サイズや重量も前モデルと変わらず
バッテリーの駆動時間も変わらないとあれば
持ち運びにはとくに問題ないかと思います。

 

まとめ:新型MacBook Proは、買いなのか?

結論からいうと「2018年モデルの新型MacBook Pro」は開発者や制作者を含め多くのユーザにオススメで、かつ買いな端末だと思っています。

特に買い替えが必要なMacユーザやスペックを求めるユーザ、仕事でゴリゴリ使うユーザには、ベストな端末になるかと思います。

Webブラウジングやライティング、メール等の用途が多いといった方には、Touch Barなしのモデルでもいいでしょう。

また、13インチ、15インチのどちらを買えばいいのか?で考えると

  • 13インチ:コンパクトで性能が高い端末、持ち運びも重視するユーザ
  • 15インチ:動画編集などグラフィック性能を求めるユーザ

あくまでも個人的な見解ではありますが、判断の参考にはなるかと思います。

記事を参考にして、ぜひじっくり購入検討して頂ければと思います。

 

後日談

記事の執筆後、早速2018年版新型Macbook Pro を購入致しました。

次は、実際使ってみてのレビュー等を紹介できればと思います!

MacBook Pro2018 

 

MacBook Pro 2018の購入後の使用感等を以下の記事でレビューしておりますので、こちらもご一読ください。

 

 

内田洋靖
株式会社Bties 代表取締役CEO

ビータイズでは、プロジェクトマネジメント、ディレクションを担当。

ITやWebだけではなく、起業、会計、ファイナンス、マーケティング等、様々な知識を有し、様々な事業の展開等にも携わる。多角的な視点やアプローチを得意とし、柔軟な発想によるアイデアや企画には定評がある。

 

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