ホームページ制作の依頼を成功に導く15の質問!

公開日:2017年09月19日 更新日:2018年08月01日 ホームページ制作の発注・外注・依頼・料金(費用)・相場について

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ホームページの制作をWeb制作会社に依頼したい。

しかしながら、何を準備すればいいか分からないという方のために、弊社で利用しているヒアリングシートをベースに、ホームページ制作を依頼する前に、準備しておくと良い項目をまとめました。
※細かい部分は、省いております

 

これからホームページ制作を依頼する予定の方は、ぜひ参考にして下さい。

1. ホームページを作成する目的

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ホームページの制作を依頼する際に、「なんのためにホームページをつくるのかの目的を明確にする」ことは、非常に重要です。

 

この「なんのために」の部分を明確にしないと、ホームページに訪れたユーザに何を伝えたいサイトなのかを訴求することが出来ません。

1. ホームページ制作の目的とは

ホームページ制作の目的は、様々ですが、代表的な例を以下にまとめます。

  • 会社案内(コーポレートサイト)
  • 製品紹介(サービス紹介サイト)
  • 商品やサービスの販売(ECサイト)
  • お問合せの獲得
  • 資料請求の獲得
  • 情報提供(メディアサイト)

2. サイトのゴール(目標)

ホームページの目的が決まったら、次にサイトの目標(ゴール)を決めましょう。
サイトの目標は、具体的な数字に落とし込むと良いです。

例) お問合せ件数:20件/月 等

 

少し専門的な話をすると、サイトのゴールをKGI(Key Goal Indicator)と呼んだりします。
※KGI:目標が達成されているかを計測するための指標

目標を明確にすることで、目標を達成するために必要なアクセス数やコンバージョン数等の数字に落とし込むことが出来ます。

 

先ほどのKGIと関連する目標を達するために必要な数値や項目をKPI(Key Performance Indicator)と呼びます。
※KPI:KGI(サイトのゴール)を達成するための過程を計測する中間指標

 

3. サイトの種類

ホームページの目的に合わせて、どのようなホームページのタイプにするか決める必要があります。

 

ホームページの種類は以下のようなものがあります。

  • コーポレートサイト
  • プロモーションサイト
  • ECサイト
  • サービスサイト
  • リクルートサイト
  • ブログサイト

ホームページの目的から、どういった種類のサイトが必要なのか理解しておきましょう。

 

 

4. ターゲット顧客

制作を依頼する前の段階で、どの層をターゲットにしていくのかを把握しておくことをお薦めいたします。

ターゲットの顔を思い浮かべ、「誰に向かって情報を伝えるのか」を考え、制作を進めていくことは非常に重要であり、有効です。

 

ターゲットは、以下の項目を参考に考えてみて下さい。

  • 年齢
  • 性別
  • 地域
  • 業界
  • ネット利用頻度
  • 収入
  • 購入傾向
  • PCスキル
  • 情報収集

 

5. ホームページのコンセプト

企画やプロジェクトを進める上でコンセプトを決めることは重要です。

 

コンセプトを明確にすることで、企画やプロジェクトの方向性がしっかりと見え、コンセプトを元に具体的な企画や構成、デザイン、コンテンツ制作を進めることで、ユーザに伝わるサイトをつくることが出来ます。

 

まずは、商品・サービスの特徴の理解、世の中のトレンド、競合サイトや参考サイト等の調査を行うことをお薦めいたします。

 

コンセプトメイキングの部分は、ホームページの制作を行う上での骨格となる部分ですので、ヒアリングやディスカッションを重ね、明確化していきます。

 

6. サイト内で最も重要な情報/コンテンツは何か

コンセプトに従い、さらにユーザのニーズや目的にあわせて、どのような情報やコンテンツを伝えていくかイメージしておきましょう。

 

こちらも、ユーザの行動に影響を与える重要な要素になるため、ヒアリングやディスカッションを重ね、明確化していきます。

 

7. 予算の範囲

ホームページを制作する前に、どれぐらいの予算があるのか、リリース後の運営費までを含めて把握する必要があります。

 

目的、仕様、規模等によって、費用は変わってきますが、相場をしることは制作を行う上では重要です。

 

相場に関しては、現場のプロが、ホームページ制作料金の相場についてお答えします! を参考にして下さい。

ビータイズでは、予算を事前に言っていただければ、予算に合わせたベストな提案をいたします。
また、予算が足りない場合でも、どのようにすれば実現できるか、どうしたら費用を抑えることが出来るか等ご提案いたします。

 

リリース後の運営費に関しては、予算をふくめ、担当者はいるのか、自社でやれるのか、お願いするのか、お願いするならどこまでお願いするのかを決めておきましょう。

 

8. 希望納期

いつまでにリリースするのか、準備する必要があるのかを明確にしておきましょう。

 

ホームページ制作は、無形のものを形にしていくので、納得のいくものをつくろうとすると時間がかかります。

 

余裕をもったリリース計画を推奨いたしますが、そうはいってられない事情もあるかと思いますので、そういった場合はご相談いただければと思います。

 

9. 必要なページのリストアップ(サイトマップ)

どれくらいのページが必要になるのかをざっくりでも良いので把握する必要があります。

ページ数は、制作費と直結する部分ですので、想定でどれぐらいなるかを事前に確認しましょう。

 

10. 競合他社のサイト情報 / 参考サイト

ホームページ制作を行う上で、同業他社や競合会社のリサーチは非常に重要です。

 

比較された時に、競合サイトより魅力的なサイトになってないといけません。
後から制作を行う後発の強みとして、競合分析があげられます。

 

既にあるサイトがどのような戦略、マーケティングを行っているか、どういうキーワードを使っているか等、自社のホームページ制作を行う上でのヒントが見つかります。

 

また、競合サイトで得たヒントを元に、参考サイトを探し、こういうデザインや世界観にしたい等を決めておくと、制作会社にイメージが伝わりやすくなります。

 

11. デザインイメージ

上記の参考サイトをいくつかピックアップして教えて頂ければ、初期の段階からデザインの認識合った形で進めることができます。

参考サイトとして、3サイト程ピックアップしておきましょう。

 

12. 原稿・素材・資料について

原稿や素材は、自社で準備するのか、制作会社にお願いするのか、決めておきましょう。

 

ライティング費や素材の料金等は、制作費に含まず、別途料金になる場合もあるため、注意が必要です。 制作にあたり、最低限のライティングや資料は、必要になりますので、準備しておくことをお薦め致します。

 

お客様から最低限必要な原稿・素材・資料を頂かないと制作に着手出来ず、納期に間に合わないという事態にもなりかねませんので、このことを意識して進めていきましょう。

 

13. インフラ関連

ホームページを制作する上で、ドメインやサーバ等のシステム要件を確認する必要があります。

 

ドメイン

ドメインは、取得済か、もしくは新規に取得するのか。新規で取得する場合は、自社で取得するのか、制作会社にお願いするのかを確認しましょう。

SSLについて

SSL(Secure Sockets Layer)は、Googleが常時SSL化(全ページをHTTPSにする)を推奨しており、必須となってきています。
また、2017年10月にリリース予定のChromeにて、http:// ページに「安全でない」という警告を表示することを発表をしており、ますます必須の流れとなります。

インフラ(サーバ)について

自社にあるサーバを使うのか、新規サーバを契約、構築、設定を行うのか、制作会社にお願いするのか決める必要があります。
要件によって、どのサーバを使えば良いか変わってきますので、自社のものを使うのか、新規で契約するのかだけ確認頂ければと思います。

 

 

システム開発など

どのような機能を実装したいかによって、システム開発が必要になる場合がありますので、事前にどういう機能が欲しいかまとめておくと良いでしょう。

 

14. スマホ対応はするのか

最近では、PCよりスマホからのアクセスが多いケースが目立ち、スマホ対応は必須となってきています。

またスマホに限らず、タブレット等の端末も増えてきていますので、様々な閲覧環境に対応する必要があります。

 

制作サイドでは、「レスポンシブウェブデザイン」という多様なデバイスに適応させる制作手法が主流となってきております。

 

PCとスマホどちらにチカラをいれるのか考えておくと良いでしょう。

 

15. SNS(ソーシャルメディア)を活用するか

FacebookやTwitter、Instagram、Youtubeなどの普及により、SNS(ソーシャルメディア)とホームページは切っても切れない関係となりつつあります。

 

どのソーシャルメディアを活用するのか検討しておくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
意外と確認する項目が多く、驚かれた方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、これら全部を依頼の段階で全部まとめるのは難しいかと思いますので、わからない部分は気軽に相談してみてください。

 

内田洋靖
株式会社Bties 代表取締役CEO

ビータイズでは、プロジェクトマネジメント、ディレクションを担当。

ITやWebだけではなく、起業、会計、ファイナンス、マーケティング等、様々な知識を有し、様々な事業の展開等にも携わる。多角的な視点やアプローチを得意とし、柔軟な発想によるアイデアや企画には定評がある。

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